凡人を育てるための日本の学校

エディ・スナオの呟き

最近の出来事

残暑が厳しいですが、体育祭のシーズンですね。春に終わった学校、先週終わった学校、今週する学校などいろいろだと思います。 そんな中、労働基準法に違反する所属長の振る舞いがありました。 ①朝5時半出勤を命じる ただ、この日は体育祭があり、天候が怪し…

とある教師の授業

以前、研究授業をもっと改善したほうがいいよ、と言うお話をしました。今回は、実際に研究授業をする先生についてお話します。 特に、中堅と言われるような立場の教員より年上の世代は、ただ形式上研究授業をやっているに過ぎないような印象があります。非常…

最適な学習環境とは

今週のお題「デスクまわり」 前回教員のデスクについて話しました。今回は子どものためのデスク(教室環境)についてお話します。 まずは同じ部分から。 やっぱりスタンディングデスクでしょう。これは言わずもがな。ちなみに子どもを対象とした研究でも結果…

最適な仕事環境とは

今週のお題「デスクまわり」 教師としての立場で考えていきましょう。 やはり一番は、いかに効率よく仕事ができるか、ではないでしょうか。意外にも教師は授業だけでなく、事務的な仕事もたくさんあります。それらを効率よく進めることが、授業を大事に出来…

ブラック校則

近年よく聞く言葉ですね。 例えば、、、 ・地毛なのに、黒髪を強制させられる。地毛届けを出さないといけない。 ・天然パーマなのに、ストレートを強制させられる。癖毛届けを出さないといけない。 ・下着の色を指定される。 その他、細かすぎる規定や、「中…

教師として

今週のお題「買いそろえたもの」 教育に関わるものとして、やはり買うべきは「調理道具」ではないでしょうか。(そのほかにもたくさんあると思いますが。笑) 技術・家庭科の家庭分野に相当する内容です。 食事は人生の健康度に直結していると言って間違いあ…

なんのための?研究授業

学校では、定期的に研究授業と言われるものがあります。 これは、教育や教師の質を上げるため、一人の教員がする授業を、校内の他の教員(時には地域や地区などの広範囲の教員が集まることも)が見て、評価すると言うもの。 一見質を上げるためには効果があ…

教師に必要なマイコレクション

今週のお題「わたしのコレクション」 (後半で紹介) 教師をする上で、必要なこと、それは子どもたちの心をつかむことです。心を掴んで学級経営をすることが必要不可欠です。 さまざまな経験をしている大人と違って、子どもたちの心は非常に純粋です。 「先…

サンプル数1

教師はどれほど経験豊富で、素晴らしく、万人に当てはまる成功人生なのでしょうか。 皆様を教えた先生方は、どうでしたか?経験だけで考えを押し付けられたり、させられたりしたことはありませんでしたか? 私は正しいことばかりをしていたわけでもありませ…

子どもたちは操り人形

近年、「主体性」という言葉が、教育界では重要視されています。 平成29年に学習指導要領が改定され、通称アクティブ・ラーニングと言われる「主体的・対話的で深い学び」を行いましょう、と先10年間の教育の指針とされました。 しかし、これは教員にとって…

宿題は出すが、学習方法はほったらかし

みなさんは、学校で学習方法について教わったことはありますか? 学習方法といっても、授業の受け方やノートの取り方ではありません。より効率よく学習する方法、より記憶に残しやすい方法などです。 多くの方が教わったことがないのではないでしょうか。仮…

マルチタスクを強いるヤバさ

マルチタスクと言う言葉をご存知でしょうか。 簡単に言うと、いくつもの作業を同時並行して行うことを指します。特に、ありとあらゆるニュースに溢れ、注意散漫なこの現代では、かなりの人が、かなりの場面で、マルチタスクで生活しています。 それにより、…

住む場所が子どもの将来を左右する

今週のお題「引っ越し」 そろそろ年度が変わる、引っ越しのシーズンです。 今回は、将来を担う子どもたちのための引っ越しについてお話しします。どんなところの学校に通わせたら良いのでしょうか。 皆様は、何を求めて現在の場所に住んでいらっしゃいますか…

自己コントロール感を与えない

自己コントロール感とは、自分の行動を、自分で色々と選んだり決めたりすることを言います。 これが、「幸福度を示す指標の中では一番大切だ(1)」みたいな話もあるくらい、大切な感覚なんですね。実際日本で行われた研究でも、幸せに影響している要因として…

試験とは

今週のお題「試験の思い出」 高校入試、大学入試、そんなシーズンです。 試験とは誰のためのものでしょうか。 1番は本人のためのものです。本人が何を学びたいか、どんな職に就き、どんなことをしたいか。 これが1番大事なのではないでしょうか。 そのために…

セルフ・コンパッションを育もう!

セルフ・コンパッションという言葉をご存じでしょうか。 簡単にいうと、「自分への思いやり」です。 なんか、甘やかしなんじゃない?と思う方もいらっしゃると思いますが、この有効性が実証されているんです。 セルフ・コンパッションを持っている人ほど、社…

成長マインドセットを育もう!

みなさまは、自分の力を生まれつきの才能で変えようがないと思っていますか?それとも努力次第ではかなり伸ばせると思っていますか? 実はこの考え方の違い次第で、将来に大きな影響がでてきます。 その考え方は、前者を硬直マインドセット、後者を成長マイ…

自尊心教育の害

英語ではセルフ・エスティームと呼ばれる自尊心。 教育現場では、「子どもたちにしっかり育もう!」のような感じで使われ、よく耳にする言葉です。 自尊心とは、ざっくりいうと、「自分が有能であるという自信と、自分に価値があるという自尊」の2つの要素か…

子どものせいにする、教師のせいにしない

さて、教員の仕事はなんでしょう? 子どもの力を最大限伸ばしてやることだと思います。 学習などの点数で測れるものはもちろん、非認知能力と言われる、点数では表しにくいものも含まれます。 当然ですが、これらは伸ばすことができます。 しかし、どうでし…

生徒には勉強を、自分には怠慢を

学校では生徒に勉強を強要します。 確かにわかります。 やはり、ある程度勉強ができることは、重要な進路選択にも関わっており、年収2000万円程度までは学歴と相関しているので、間違いではないでしょう。 しかし、自分(教師自身)はしているでしょうか? …

教師という驕り

学校の先生は人生の模範と言えるほど素晴らしいのでしょうか? 流石に話が壮大過ぎますが、多くの教員は「私は偉い」と思っています。 実際に、学生時代、それなりの成績をおさめていた人が多いと思います。 しかし、その成績は最上級でしょうか。 すごくす…

レッテル貼りまくり

皆さんは、どれほど自分の能力や性格が可変だと思っていますか? 実際多くの研究で、性格は変わることが明らかになっています。例えば、進級・進学・就職などで人間関係が変わること、引っ越しなどで生活を取り巻く環境が変わること、歳をとること(成熟原理…

教員もサラリーマン

当たり前の話ですが、教員は給料をもらっています。 残念なのは、そこに価値を置いている人が多いです。 (もちろんそうでない人もいます。) 公務員で安定しているから、といった感じでしょうか。 (公務員の給料がどのくらいすごくて、公務員という仕事が…

はじめまして!

こんにちは、SuNaoと言います!よろしくお願いします。 教職経験を生かし、ブログを開設しました。 わたしの中で1番大きなものは、 「活躍する未来人材の育成」です。 これは、日本や世界の将来にとってとても大切なことです。 しかし、残念なことに、日本の…