凡人を育てるための日本の学校

エディ・スナオの呟き

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

セルフ・コンパッションを育もう!

セルフ・コンパッションという言葉をご存じでしょうか。 簡単にいうと、「自分への思いやり」です。 なんか、甘やかしなんじゃない?と思う方もいらっしゃると思いますが、この有効性が実証されているんです。 セルフ・コンパッションを持っている人ほど、社…

成長マインドセットを育もう!

みなさまは、自分の力を生まれつきの才能で変えようがないと思っていますか?それとも努力次第ではかなり伸ばせると思っていますか? 実はこの考え方の違い次第で、将来に大きな影響がでてきます。 その考え方は、前者を硬直マインドセット、後者を成長マイ…

自尊心教育の害

英語ではセルフ・エスティームと呼ばれる自尊心。 教育現場では、「子どもたちにしっかり育もう!」のような感じで使われ、よく耳にする言葉です。 自尊心とは、ざっくりいうと、「自分が有能であるという自信と、自分に価値があるという自尊」の2つの要素か…

子どものせいにする、教師のせいにしない

さて、教員の仕事はなんでしょう? 子どもの力を最大限伸ばしてやることだと思います。 学習などの点数で測れるものはもちろん、非認知能力と言われる、点数では表しにくいものも含まれます。 当然ですが、これらは伸ばすことができます。 しかし、どうでし…

生徒には勉強を、自分には怠慢を

学校では生徒に勉強を強要します。 確かにわかります。 やはり、ある程度勉強ができることは、重要な進路選択にも関わっており、年収2000万円程度までは学歴と相関しているので、間違いではないでしょう。 しかし、自分(教師自身)はしているでしょうか? …

教師という驕り

学校の先生は人生の模範と言えるほど素晴らしいのでしょうか? 流石に話が壮大過ぎますが、多くの教員は「私は偉い」と思っています。 実際に、学生時代、それなりの成績をおさめていた人が多いと思います。 しかし、その成績は最上級でしょうか。 すごくす…

レッテル貼りまくり

皆さんは、どれほど自分の能力や性格が可変だと思っていますか? 実際多くの研究で、性格は変わることが明らかになっています。例えば、進級・進学・就職などで人間関係が変わること、引っ越しなどで生活を取り巻く環境が変わること、歳をとること(成熟原理…

教員もサラリーマン

当たり前の話ですが、教員は給料をもらっています。 残念なのは、そこに価値を置いている人が多いです。 (もちろんそうでない人もいます。) 公務員で安定しているから、といった感じでしょうか。 (公務員の給料がどのくらいすごくて、公務員という仕事が…